学生におすすめのクレジットカード5選!大学生でも作れるクレジットカード
学生向けクレジットカードは収入に関する条件がなく利用限度も制限されているため、大学生などでも審査に通りやすい特徴があります。
そこでこの記事では学生におすすめのクレジットカードをご紹介しています。学生がクレジットカードを作るメリット・作り方についても解説していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事では学生でも作れるカードとして、次の5枚のクレジットカードをご紹介します。
- JCB CARD W
- JCB CARD W plus L
- 三井住友カード(NL)
- JALカードnavi(学生専用)
- ANAカード〈学生用〉
それでは詳しく見ていきましょう。
目次
安定した収入がない学生の方でもクレジットカードを作れる理由
学生でもクレジットカードが作れるのは、次のような理由があるからです。
- 利用限度額が低いから
- 親から経済的な支援を受けているから
- カード会社が若者の利用者を増やしたいから
学生向けクレジットカードは利用限度額が10~30万円と少なく設定されており、万が一返済が難しくなった場合でもカード会社のリスクは少ないです。親から経済的な支援を受けている学生も多いので、収入がなくても審査に通るケースは多いです。
またカード会社は、若者の利用者を積極的に増やして将来的に使い続けてもらうことを目的としてカードを発行しています。よって学生でもカードを作りやすくなっているのです。
ちなみに日本クレジット協会の調査によると、大学生の約6割がクレジットカードを持っていることが分かっています。
今回の調査で、全体としては大学生の6割がクレジットカードを所有しており、カードを所有していない人の6割も今後は持ちたいと考えていることから、多くの学生がクレジットカードの必要性を感じており、今後クレジットカードを利用していく可能性が高いことが判明した。
引用元:日本クレジットカード協会
学生がクレジットカードを作る条件
次のような条件を満たすことにより、学生でもクレジットカードを作ることができます。
- 18歳以上(未成年は親の同意が必要)
- 本人または親権者に安定した収入がある
これらの条件を満たしていれば、十分にクレジットカードを作れるでしょう。ただし高校生はクレジットカードを作れない、ということには留意しましょう。
本人の安定した収入については、アルバイトでも安定した収入と判断されます。ちなみに学生でも複数枚のクレジットカードを持つことが可能ですよ。
学生におすすめのクレジットカード5選
ここでは学生におすすめのクレジットカードを5枚に厳選してご紹介していきます。いづれもお得に使えるクレジットカードですので、お気に入りの1枚を見つけてみてくださいね。
JCB CARD Wは高還元率で学生におすすめ
<おすすめポイント>
- いつでもポイント2倍
- 年会費永年無料
- 最短5分でカード番号発行
JCB CARD Wはポイント還元率がいつでも2倍(1.0%)なので、日常的な利用でもメリットが多いです。またAmazon・セブンイレブンなどのパートナー店での利用で、ポイントがなんと最大21倍に。高還元率のクレジットカードを探している学生の方におすすめです。
年会費も永年無料なので安心して使えますよ。Webからの申込みにより最短5分でカード番号が発行されるので、すぐに使いたい方にもおすすめです。
ナンバーレスカードにも申込めるなど、セキュリティ面もばっちりのクレジットカードです。
年会費 | 無料(家族カードも無料) |
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ポイント還元率 | 1.0%(最大21倍) |
申込対象年齢 | 18歳以上39歳以下 |
国際ブランド | JCB |
付帯サービス |
|
付帯保険 | ショッピング:最高100万円 国内旅行:- 海外旅行:最高2,000万円 |
参考:高いポイント還元率、年会費無料のJCB カード W!|クレジットカードのお申し込みなら、JCBカード
JCB CARD W plus Lは女性におすすめ
<おすすめポイント>
- 女性向け特典
- 年会費永年無料
- いつでもポイント2倍
JCB CARD W plus Lは女性の学生におすすめのクレジットカードです。キレイをサポートする優待・割引特典などが充実しているのが特徴です。
年会費が無料なのも嬉しい点です。学生でもお金の負担なく利用できますよ。
またポイント還元率がいつでも2倍なので、ショッピング・旅行などでお得に使えます。貯まったポイントはそのまま買い物に使えたり、商品と交換したりできますよ。Amazon・スターバックス・セブンイレブンといったパートナー店での利用でポイント最大21倍などメリットもたくさんです。
年会費 | 無料(家族カードも無料) |
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ポイント還元率 | 1.0%(最大21倍) |
申込対象年齢 | 18歳以上39歳以下 |
国際ブランド | JCB |
付帯サービス |
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付帯保険 | ショッピング:最高100万円 国内旅行:- 海外旅行:最高2,000万円 |
参考:【公式】JCB カード W plus Lなら年会費永年無料!高還元率! | クレジットカードなら、JCBカード
三井住友カード(NL)は学生ポイントが充実
<おすすめポイント>
- 学生ポイントが充実
- 年会費永年無料
- ナンバーレスで安心
三井住友カード(NL)は学生ポイントが充実しているのが特徴です。Amazon・Hulu・dアニメストアなどサブスクの還元率が最大9.5%還元、携帯料金が最大1.5%還元など、さまざまなメリットがありますよ。職業を「学生」として申込んでいる方は、卒業予定年の12月末日まで学生ポイントが適用されます。
また学生でも安心して使えるよう年会費は永年無料。毎月の買い物によるポイントも貯まりやすいでしょう。
カードの券面はナンバーレスなのでセキュリティが気になる方にもぴったりです。スマホのタッチ決済にも対応しているので便利に使えるでしょう。
年会費 | 無料(家族カードも無料) |
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ポイント還元率 | 0.5~10.0% |
申込対象年齢 | 満18歳以上(高校生は除く) |
国際ブランド | VISA・Mastercard |
付帯サービス |
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付帯保険 | ショッピング:- 国内旅行:- 海外旅行:最高2,000万円 |
参考:三井住友カード ナンバーレス(NL)|三井住友VISAカード
<おすすめポイント>
- 学生専用
- JALマイルが貯まる
- 国内・海外旅行保険が充実
JALカードnavi(学生専用)は、JALマイルを貯めたい学生におすすめです。日常のショッピングで最大4倍のマイルが貯まるので、旅行などで飛行機を使う予定がある方にぴったりです。また卒業祝いで2,000マイル・指定の外国語検定への合格で500マイルなど、さまざまな特典が用意されていますよ。
また最大6割引で特典航空券に交換できるので、さらにお得に飛行機を利用できるでしょう。特典航空券以外にもAmazonギフト券など好きな特典と交換できますよ。
国内・海外旅行の両方に保険が対応している点も嬉しいカードです。
年会費 | 在学期間中無料(卒業後は税込2,200円) |
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ポイント還元率 | 1.0~2.0% |
申込対象年齢 | 18歳以上30歳未満の学生(高校生を除く) |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB |
付帯サービス |
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付帯保険 | ショッピング:年間最高100万円 国内旅行:最高1,000万円 海外旅行:最高1,000万円 |
ANAカード〈学生用〉はマイルを貯めたい学生におすすめ
<おすすめポイント>
- ANAマイルが貯まる
- 毎年1,000マイルプレゼント
- 国内・海外旅行保険付帯
ANAカード〈学生用〉は、ANAマイルを貯めたい学生におすすめのクレジットカードです。カード利用で貯まったポイントをマイルに交換できます。卒業旅行のためにマイルを貯めておくこともできるでしょう。
また毎年の1,000マイルプレゼント・フライト時のマイル10%ボーナスなど、ANAマイルに特化したサービスが特徴です。ANA系列の免税店・空港内のお土産店ANA FESTAでの買い物でも5%OFFになります。
年会費が無料(在学期間中)のカードながら国内・海外旅行傷害保険が付帯していますよ。
年会費 | 在学期間中無料(卒業後は税込2,200円) |
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ポイント還元率 | 0.5~2.0% |
申込対象年齢 | 18歳以上の学生(高校生を除く) |
国際ブランド | VISA・Mastercard・JCB |
付帯サービス |
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付帯保険 | ショッピング:年間最高100万円 国内旅行:最高1,000万円 海外旅行:最高1,000万円 |
参考:ANAカード〈学生用〉|ANAカード|ANAマイレージクラブ
学生のうちにクレジットカードを持つメリット
学生のうちにクレジットカードを作っておくと、次のように数多くのメリットが得られます。
- ポイントが貯まる
- 現金を持ち歩く必要がない
- 海外旅行で便利
- 将来ステータスカードを作りやすくなる
- お金の使い道を把握しやすくなる
- 大きな出費があっても安心
ポイントが貯まる
クレジットカードはポイントが貯まるので、現金で買い物するよりもお得です。貯まったポイントはマイルに交換したりキャッシュバックしてもらったり、便利に使えます。
現金を持ち歩く必要がない
クレジットカードはキャッシュレスで決済できるのでスマートに買い物ができますね。またネットショッピングでクレジットカードがあると、コンビニでの振込みなど面倒な作業が必要なくなります。
海外旅行で便利
クレジットカードは海外の現金決済ができないお店で使えます。
また海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードなら、海外で病気・ケガなどがあった場合でも安心です。卒業旅行などで海外に行く予定のある方にぴったりです。
海外での日本語サポートデスクが充実しているクレジットカードもおすすめですよ。
将来ステータスカードを作りやすくなる
学生のうちからクレジットカードの利用料金の支払いをしっかりと続けていると、将来ゴールドカード・プラチナカードといったステータスカードを作りやすくなります。ただし延滞・遅延があると信用度が下がってしまうため注意しましょう。
お金の使い道を把握しやすくなる
クレジットカードの利用明細でお金の使い道が一目でわかるので、お金の管理をしやすくなります。アプリ・Webサイトで簡単に利用明細をチェックできるカードだと、さらに便利ですよ。
大きな出費があっても安心
友人との旅行など大きな出費があってもクレジットカードなら問題なく支払いが可能です。手数料もかからず、大金を持ち歩く必要もないので安心ですよ。
学生におすすめのクレジットカードの選び方
学生がクレジットカードを選ぶ際は次のような基準を考慮しましょう。自分にとってメリットが多いカードを選ぶとカード選びで失敗しませんよ。
- 優待サービス・特典で選ぶ
- 年会費無料で選ぶ
- ポイント還元率で選ぶ
- 国際ブランドで選ぶ
- 旅行保険で選ぶ
- 即日発行で選ぶ
- 審査の通りやすさで選ぶ
優待サービス・特典で選ぶ
クレジットカードによって優待サービス・特典が異なるので、自分が最も受けたい優待サービス・特典のあるカードを選びましょう。「学割」「特定の店舗での利用でポイントアップ」など、さまざまな優待サービス・特典が用意されています。
例えばネットショッピングを頻繁に利用する方はネットショッピングでポイントが増えるカードを選ぶなど、自身に合ったものを選ぶことが大切です。
年会費無料で選ぶ
年会費無料のクレジットカードだと、余計な出費がなくカードを使えます。ただし「年会費無料」と記載されていても「永年無料」「初年度無料」「条件を満たすと無料」などカードによって無料の基準が異なるので、事前の確認が必要です。
ポイント還元率で選ぶ
ポイント還元率が高いクレジットカードだと、さらにお特にカードを使えます。一般的には還元率が1.0%以上だと高還元率だと言われます。
還元率が高いカードは使うほどお得になりますよ。カードによっては特定の条件を満たすことで10倍以上の還元率になることも。
国際ブランドで選ぶ
クレジットカードは国際ブランドで選ぶことも大切です。代表的なのが次の5つのブランドです。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
世界で最も多く利用されているのがVisaで、特にアメリカで多く使われている傾向があります。MastercardはVisaに次いで多く利用されており、ヨーロッパ方面への旅行利用におすすめです。
JCBは対応している国が少ないですが、日本人のサポートが受けられます。国内利用の目的で発行すると良いでしょう。American Express・Diners Clubはステータスが高いカードと言われており、付帯サービスが充実しているのが特徴です。
旅行保険で選ぶ
卒業旅行に行く機会がある方などは、旅行保険が付帯しているカードを選ぶのもおすすめです。旅行保険が付帯していれば、旅行先で万が一の事故・病気があっても安心です。
先ほども触れましたが、海外旅行でクレジットカードを使いたい場合は、海外でのシェア率が高いVisa・Mastercardといった国際ブランドを選ぶと良いでしょう。JCBの海外シェア率は0.9%ほどなので、JCBは国内旅行向けですね。
即日発行で選ぶ
即日発行のクレジットカードだと、お小遣い・生活費が足りない場合などにもすぐに使えます。特にネットショッピングでクレジットカードは便利ですね。
クレジットカードを即日発行するには「インターネット申込みでデジタルカードを発行する」「カードを発行している会社の店頭で発行する」といった2つの方法があります。特にインターネット申込みは最短5分で発行できるクレジットカードもあるので、すぐにカードが欲しい方にぴったりです。
審査の通りやすさで選ぶ
なかには審査に通りやすいクレジットカードもあります。一般的には次のようなカードは審査に通りやすいと言われていますよ。
- 年会費無料のカード
- 一般カード
- 流通系・消費者金融系のカード
年会費無料のカードや、ゴールドカードなどではない一般カードは審査に通りやすい傾向があります。またスーパー・コンビニなどの小売店が発行している流通系カードや、消費者金融が発行している消費者金融系カードも審査に通りやすいです。
カード会社が利用者を増やすことを目的としていることが、カード発行しやすい理由として挙げられます。
学生のクレジットカードの作り方
学生がクレジットカードを作る際は、次のような流れで申込みを行いましょう。今回はインターネットによる申込みの例をご紹介していきます。
1.必要書類の準備
学生がクレジットカードに申込むには次の2つの書類が必要です。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
- 引き落とし用銀行口座(本人名義)
ただし顔写真が付いていない本人確認書類の場合は本人確認書類が2点必要です。顔写真付きでない本人確認書類としては以下のものでもOKです。
- 年金手帳
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 印鑑証明書の写し
インターネットでの申込み
カード会社の公式サイトから申込みを行えます。申込みの際は、住所・氏名・家族構成といった属性情報の入力が必要です。
本人確認書類はスマホで撮影してアップロードできます。本人確認書類と異なる住所で申請すると審査落ちする可能性があるので注意しましょう。
審査の合否メールの受取り
審査を通過したかどうかについてのメールが送られてきます。クレジットカードの種類によって審査までの時間が異なるので、早めにクレジットカードを使いたい場合は「即日発行」といった記載があるカードを選びましょう。
クレジットカードの受取り
実物のクレジットカードは郵送で送られてくるのが一般的です。受取り時に本人確認が必要な場合もありますよ。
学生がクレジットカードを作る際の注意点
学生がクレジットカードを作る際は、次のことに注意が必要です。
- 滞納を解消してから申込む
- 年齢制限を確認する
- 正確な情報で申込む
- 短期間に複数のクレジットカードに申込まない
- 利用限度額が低め
- リボ払いは避ける
- 支払いを遅延させない
滞納を解消してから申込む
携帯料金の支払いなど滞納・遅延がある場合は解消してから申込むようにしましょう。滞納・遅延があると審査に落ちやすくなります。
年齢制限を確認する
学生専用のクレジットカードの利用には年齢制限があります。学校を卒業したら新たなカードへの切替えが必要です。
正確な情報で申込む
申込時に入力する情報に不備があると審査に落ちる可能性があります。住所・電話番号などの入力情報に間違いがないか、提出前にしっかりと確認しましょう。
短期間に複数のクレジットカードに申込まない
短期間に複数のクレジットカードに申込むと「申込みブラック」という状態になり、審査落ちする可能性があります。同時に申込むのは2社までにしましょう。
利用限度額が低め
前述しましたが、学生向けクレジットカードは利用限度額が少なめに設定されています。利用限度額を超えてカードを利用することはできないので注意しましょう。
リボ払いは避ける
リボ払いを利用するのは極力避けましょう。毎月決められた金額を支払っていく方法なのでお金の管理はしやすいですが、返済までのトータル利息は多くなってしまいます。収入が少ない場合などは、リボ払いの返済が苦しくなってしまうケースもあります。
支払いを遅延させない
支払いを2~3ヶ月遅延させると信用情報に傷が付いてしまいます。契約を解除されたり、ブラックリストに登録されたりして、今後5年以上はクレジットカード・ローンの審査に通らなくなる恐れがあります。
学生向けクレジットカードは収入が少なくても審査に通りやすい
学生向け・若年層向けクレジットカードなら、収入がない・少ない学生でも審査に通りやすいです。また自身が頻繁に利用しそうなサービス・特典が充実しているカードを選ぶことにより、もっと便利に使えるようになりますよ。
今回ご紹介したクレジットカードで気になるものがあった方は、ぜひ公式サイトで詳細をチェックしてみてくださいね。