天然物ケミカルバイオロジー:分子標的と活性制御 - 文部科学省科学研究費補助金「新学術領域研究(研究領域提案型)」(平成23~27年)

本領域が評価にてA評価を頂きました

領域番号:2301
研究領域名:天然物ケミカルバイオロジー:分子標的と活性制御
領域代表者:上田 実(東北大学大学院理学研究科・教授)

評価:A

科学研究費補助金審査部会における所見:
本研究領域は、天然物リガンドの標的スクリーニングと活性制御という設定目的に
向けて、ケミカルバイオロジーと天然物有機化学の融合を行い、我が国独自の新しい
研究領域を創出し発展させた点は期待どおりの成果があったと認められる。特に、数
多くの標的スクリーニングが行われ、天然物リガンド標的同定の基盤整備が大きく進
展したことは高く評価される。また、天然物リガンドを鍵束として捉えるコンセプト
を打ち出し、構造改変に基づく標的選択性のチューニングが可能であることを示した
ことも注目に値する。
一方、鍵束と標的選択性の相関性を合理的に評価できる方法論の構築など、鍵束と
いう新しいコンセプトの定着・深化へ向けた課題において未達な部分もあり、今後の
展開が期待される。
若手研究者ワークショップや国際シンポジウムを多数開催し、次世代を担う若手研
究者の育成にも積極的に努め、多くの昇任の実績を上げていることも評価される。
本研究領域は、学術面では従来の天然物化学に生物学を融合させることに成功して
おり、生化学、分子生物学、薬理学などの関連学問分野への貢献も期待される。また、
産業界からの関心も高く、成果の社会への波及効果も期待される。
(平成28年度「新学術領域研究(研究領域提案型)」中間・事後評価に係る
領域代表者からの報告・科学研究費補助金審査部会における所見P45~P46より抜粋)
詳細(文科省サイトへのリンク)

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